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装蹄学校への道
木全 悟
”不合格”
「馬の経験が無くても努力とやる気でなんとかなる!」という考えで
受験した装蹄学校。しかし、現実は甘いものではなかった…
筆記試験は通過したものの、面接で馬経験の無さを厳しく指摘され
案の定落とされました。
”あきらめよう”とも思ったけど、まだ若いし(老けて見えるけど
23歳ですよ!!)1回落ちたくらいであきらめるのは早い、
馬経験を積んで来年またチャレンジしよう…という経緯で
このA.R.C空港乗馬倶楽部で研修生として働く事になりました。
クラブでの当初、全く知らない世界にとまどうばかりでした。
面接官の言った事が身にしみる毎日…
しかし、”つらい”とか”辞めたい”とは一度も思いませんでした。
初めて経験する馬の世界が新鮮であった事や、
明るくかっこいいスタッフ・会員さんのおかげで
楽しく充実した日々を過ごせました。
研修生として働き始めて1年、真剣に馬と付き合ってきました。
まさに”馬全てが教師”という感じで、馬達から色々な事を学びました。
そして、色々な思い出が出来ました。
初めての乗馬、落馬(ハイブリッジで暴走)、マロンの死、
自分でも乗ったことのあるユーロスターとの別れ、
などなど良い思い出もあれば悲しい思い出もあります。
こうして予想以上に沢山のものを得られ、自信を付けた私は
再び装蹄学校を受験し、平成16年度認定装蹄師認定講習会に合格しました。
全くの素人であった自分を温かく研修生として迎えて下さった会長、奥さん、
馬に関わる沢山の事を1から教えてくれたスタッフの皆さん、
会員の皆さん、金城大学馬術部の皆さん、
そして体重の重い(デブではないぞ!)自分を背に
一生懸命走ってくれたA.R.Cの馬達、
本当にお世話になりました。心から感謝しています。
このクラブでの楽しかった思い出を胸に、
4月から栃木県宇都宮市にある装蹄教育センターで
念願の装蹄師になるべく1年間勉強してきます。
頑張って必ずや一人前の装蹄師になりますので
応援宜しくお願いします。
1年間本当にありがとうございました。
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